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サービス部より

リモートコントロールキー/PCC – 電池の交換

皆さん、こんにちは。

いつも当ブログをご覧ありがとうございます。

サービスメカニックのUです。

本日はVOLVOのリモートコントロールキーの電池の交換についてお話させて頂きます。

以下の場合には、リモートコントロールキーの電池を交換する必要があります。
 

インフォメーションシンボルが点灯し、コンバインド・メーター・パネルのディスプレイに
『キー電池切れ マニュアルを参照して下さい』などのメッセージ が表示された場合
 
および/または車両から20 m以内の距離でリモートコントロールキーのロック操作が

できなくなった場合です。

最近、リモートコントロールキーの反応が悪いなぁ・・・と感じた事があったら

電池の交換時期かもしれませんね。

車の鍵にも電池を使っているんだ!?と思われた方もいるかもしれませんが実は充電式ではなく

交換式の電池を使っています。

テレビのリモコンもそうですが普段使っている物が使いずらくなるととても不便に感じますよね。

我々サービススタッフはお客様が快適にお車を使って頂けるようこの電池交換を点検入庫時などに

交換の推奨をさせて頂いております。

 

ここから先は【交換方法】のお話をさせて頂きますので興味のある方はご覧ください ^^)

参考になればと思いますが初めて作業する方には少しコツがいるように感じるかもしれません。

では本題の説明します。題材はV40になります。

 

①スプリングキャッチを横にスライドさせます。同時にキーブレードを、まっすぐ引き抜きます。

 

 

②スプリングキャッチの後側にある穴に3 mmのマイナスドライバーを差し込み、十分に注意してこじって、

リモートコントロールキーのカバーを開けます。

 

 

 カバーを開けたときに電池が落下しないように、リモートコントロールキーのボタン面を上に向けてください。

カバー内側の電池の +および -極が、どの方向に入っているかよく注意してください。

新しいバッテリーやその端子表面を手で触れないでください。機能が低下するおそれがあります。
 

【電池の交換】

リモートコントロールキー(電池1個)
1.注意して、電池を取り外します。
2. +側を下に向けて、新しい電池を取り付けます。
 

PCC*付きリモートコントロールキー(電池2個)
1.注意して、電池を取り外します。
2. +側を上に向けて、新しい電池を1個入れます。
3.白いプラスチックタブを間に入れ、+側を下に向けて2個目の新しい電池を取り付けます。
 

電池タイプ

CR2430, 3Vという表示の電池を使用してください。リモートコントロールキーには1個、

PCC付きリモートコントロールキーには2個必要です。
 

 

ボルボでは、リモートコントロールキー/PCCのバッテリーには、

UN Manual of Test and Criteria, Part III, sub-
section 38.3 の適合品を使用することをお薦めしています。

工場出荷時のバッテリーまたはボルボ指定のサービス工場で
交換されたバッテリーは、上記の基準を満たしています。
 

【閉める】

①カバーを元の位置に戻します。
 

②リモートコントロールキーのキーブレード差し込み溝を上に向けて持ち、キーブレードを差し込みます。
 

③キーブレードを軽く押し込み固定します。所定の位置に固定されると、カチッと音がします。
 

どうだったでしょうか?

②のカバーを外すときにコツがいるかもしれません

以上、交換方法の参考になればと思いますが鍵の内部には精密製品の電子部品が使われています
万が一に電子部品の破損なので壊れてしまった場合は鍵自体の交換が必要となりますし、

カバーを外す時に使い慣れていない工具で怪我もするかもしれませんので『安全で確実に!』という方は

ボルボ指定サービス工場での交換を推奨します。

 

最後に大切なお願い

使用済みのバッテリーは、環境に優しい方法で処分してください(^^) 

皆様のご来店を心よりお待ちしております。
 

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